Structure 構造

確かな安心を追求した免震タワーレジデンス。

建物と住まう方を守る免震装置

免震装置のCG画像

地震エネルギーを免震部材が吸収することで、建物に伝わるエネルギーを低減する、免震構造を採用。
住まう方はもちろん、建物や家具への被害も軽減することで、大切な資産も守ります。

免震構造の5つのポイント
  • ポイント01
  • ポイント02
  • ポイント03
  • ポイント04
  • ポイント05
免震・耐震構造の比較
免震構造の比較

大地震の揺れを建物に伝えにくくする免震構造。「リーフィアタワー海老名アクロスコート・ブリスコート」では、4種類の免震装置を組み合わせることで「荷重支持」、「絶縁」、「エネルギー吸収」、「復元」という4つの免震性能を実現しています。従来の耐震構造と比較しても、建物や住まう方が受ける影響を軽減できる安心のタワーレジデンスを実現しています。

弾性すべり支承

弾性すべり支承

地震時に、積層ゴムの片面がなめらかに滑ることで、地震の揺れが建物に直接伝わりにくい「絶縁」性能を発揮します。

オイルダンパー

オイルダンパー

建物の揺れに合わせてピストン運動し、オイルの粘性によって地震に対し「エネルギー吸収」性能を発揮。免震装置の変形を抑制します。

天然ゴム系積層ゴム支承

天然ゴム系積層ゴム支承

地震時に、積層ゴムの片面がなめらかに滑ることで、地震の揺れが建物に直接伝わりにくい「絶縁」性能を発揮します。

鉛プラグ入り積層ゴム支承

鉛プラグ入り積層ゴム支承

積層ゴム支承の内部に鉛プラグを封入。免震構造に必要な4つの性能を併せ持った装置です。

細部にまで安全性を追求した堅牢な基本構造。

場所打ちコンクリート杭による安心の基礎工法

場所打ちコンクリート杭による安心の基礎工法

ボーリング調査の結果に基づき、地下約29m以深の強固な支持層まで計36本の杭を打ち込むことで建物全体の安定性を追求。調査データを活かし、現地で実際の土質を確かめながら杭を打ち込む場所打ちRC杭としています。

キャプテンパイル工法(杭頭半固定工法)

キャプテンパイル工法(杭頭半固定工法)

杭頭部を半固定状態とすることで、杭頭部に集中する地震力を緩和するキャプテンパイル工法を採用。これにより杭の損傷を軽減し、基礎の耐震性を向上させています。

ACL外壁

ACL外壁

外壁には、断熱、耐火性などに優れ、しかも軽量なALC(軽量気泡コンクリート)を採用。ALCはシックハウスに関わる規制(改正建築基準法)対象外の健康的な素材。その断熱性はコンクリートの約10倍もの性能です。

地震の揺れに強い溶接閉鎖型フープ

地震の揺れに強い溶接閉鎖型フープ


柱の鉄筋には、つなぎ目を強固に溶接する溶接閉鎖型フープを採用しました。一般的なフック付フープに比べて粘り強く、耐震性の高い構造にしています。地震の揺れにも強い強固な建物を実現します。柱の主筋には最大太さ約38mmの高強度鉄筋を採用しています。

※一部除く

天井小梁の出っ張りを無くし、すっきりとした住空間を実現するボイドスラブ工法

天井小梁の出っ張りを無くし、
すっきりとした住空間を実現する
ボイドスラブ工法

居室部分は約290mmの床コンクリート厚を確保したボイドスラブ工法を採用。同じ重量の床に比べ、長いスパンの大型スラブを構築でき、小梁の出っ張りがないすっきりとした住空間を実現することが可能です。

※一部住戸を除く

サビ・ひび割れを防ぐコンクリートかぶり

サビ・ひび割れを防ぐ
コンクリートかぶり厚

コンクリートの中性化による鉄筋のサビ・膨張およびコンクリートの劣化・ひび割れを防ぐため、鉄筋を包むコンクリートの厚み(かぶり厚)が適度に確保されていなければなりません。本建物では、JASS5で規定されている最小かぶり厚+10mmを設計かぶり厚さとし、屋内の柱・梁の設計かぶり厚さで40mm等としています。

プレキャスト工法

プレキャスト工法

3階柱頭より上階の柱・梁などの主要構造部はコンクリートを現場ではなく、工場で施工するプレキャスト工法を採用しています。天候等の外的要因を受けにくいため、高精度・高品質を保て、工程管理しやすい工法です。

※掲載の構造イメージCGは同じく免震構造を採用しているリーフィアタワー海老名アクロスコートの図面を基に描き起こしたイメージであり、実際とは異なります。

耐久性の高いコンクリート

耐久性の高いコンクリート

28階以下の柱や梁などの躯体(鉄筋コンクリート部)には、36〜70N(ニュートン)/㎟の強度の高いコンクリートを採用しています。この数値は概ね1㎡のコンクリートに対して3,600トン~7,000トンの荷重に耐えうる強さです。強度が高く、緊密で中性化しにくい、中性化抵抗に基づく耐用年数が100年という耐久性の高いコンクリートです。また、その他の柱・梁についても30N(ニュートン)/㎟を採用しています。

※日本建築学会の鉄筋コンクリート工事標準仕様書(通称JASS5)に基づき大規模補修不要予定期間が100年(理論値)と想定されています。
※表記の数値は、コンクリートの耐久性のみを示した理論値で、マンションのメンテナンスが100年不要ということではありません。
※外構工事を除く

コンクリート強度と耐久性を左右する水

コンクリート強度と耐久性を
左右する水厚

コンクリート強度と耐久性を左右する水セメント比(セメントに対する水の比率)を50%以下に抑え、より高いコンクリート強度と耐久性を実現します。水の比率が高いと、コンクリートの中性化が早まり、コンクリート自体の寿命を縮めてしまうことになります。これを防ぐためにコンクリートの配合の段階から劣化の軽減を図ります。

※外構工事を除く

高い強度のダブル配筋[1F〜2F床およびバルコニーはね出しスラブのみ該当(在来工法部)]

高い強度のダブル配筋
[1F〜2F床およびバルコニーはね出しスラブのみ該当(在来工法部)]

建物の鉄筋を格子状や箱状に組み上げる工程で、床の鉄筋を二重にするダブル配筋を採用しています。これにより、コンクリートのひび割れが起きにくく、シングル配筋に比べて高い強度と耐久性を実現できます。

構造設計において国土交通大臣の認定を取得

構造設計において
国土交通大臣の認定を取得

建築基準法により、高さ60mを超える建築物については「国土交通大臣が構造耐力上、安全であると確認できる構造計算」によることが義務とされています。「リーフィアタワー海老名ブリスコート」は国土交通大臣認定を取得。建築物における構造性能評価に係わる審査を受け、安全性における厳格な基準をクリアしています。

神奈川県建築物環境性能表示

神奈川県建築物環境性能表示


建築物温暖化対策計画書の取り組み状況に基づき、2つの重点項目(若葉マーク)と総合評価(星マーク)について5段階で評価される「CASBEEかながわ」において、星4つの高い評価を受けています。

チェック体制の縮図
五つの目によるチェック体制

安心を目指した防災対策レジデンス。

災害発生から72時間が、災害による生存率の高さを大きく左右すると言われています。
「リーフィアタワー海老名アクロスコート・ブリスコート」では、非常用発電機を断続稼働させることで72時間の電源を確保。
また、断水対策として受水槽に貯められている水を使用可能とすることで、万一の事態にしっかり備える防災対策を実現しています。

ライフラインを守るための防災システム
防災システム
万が一の事態に備え、万全を追求した防災アイテム
防災アイテム
災害を乗り切るための、充実の防災備品プラン。

集合住宅における防災対策では、外部からの救助を得られない事態も想定し、
住まう方の力で災害を乗り切ることを前提とした備えが必要です。
「リーフィアタワー海老名アクロスコート・ブリスコート」では、タワーレジデンスであることと万一のエレベーターが使用できない事態を考慮し、
災害対策本部が設置される1階の他に、複数フロアごとに起点階を設定。
全ての階に防災設備倉庫を設け1階、起点階、各階と段階ごとに必要な種類数量を想定し、防災備品をプランニングしています。

1階/災害時のコントロールタワー

1階
災害時のコントロールタワー。

災害対策の拠点となる1階には、防災備蓄倉庫の他に自家発電機スペース、かまどベンチ、マンホールトイレなどをプランニング。備蓄倉庫には災害対策の司令塔としての活動を可能にする様々な防災備品を設置しています。

起点階/救護・救助などの迅速対応を可能に

起点階
救護・救助などの迅速対応を可能に。

複数フロアを1単位とし災害活動にあたることができるように設定した起点階。ここには、負傷者などに対する避難行動支援を可能にする防災備品を設置。さらに、危険箇所などに対する注意喚起用の備品を設置し、二次災害発生も防止します。

各階

各階

水とトイレ処理対策を全フロアに。自助(自分の力で守る)活動もサポート。

最上階

最上階

持ち上げずに階段の上下搬送ができる、エアーストレッチャーを設置。

※掲載の防災設備写真は全て参考写真です。